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レスポンシブWebデザイン導入によるブログのスマホ対応について



当事務所総合サイト(www.office-takashima.com)に設置している「松戸の司法書士高島一寛のブログ」は、WordPressワードプレス)を使って運用していますが、1か月ほど前に大幅なデザイン変更に踏み切りました。

デザイン変更をした最大の目的は、スマホスマートフォン)による閲覧に最適化するためです。最近では、パソコンで無くスマホタブレットでインターネットを利用する方の比率が高まっています。

はてなブログ、Amebaブログなどの無料ブログでは、スマホに標準で対応しているのが当然のことです。しかし、WordPressブログのデザイン変更は、自分でWordPressテーマ(テンプレート)をインストールする必要があります。

安易にWordPressテーマの変更をしてしまうと、ブログのレイアウトが崩れてしまったり、内部SEOに影響が出る恐れがあります(新しいテーマだからといって、絶対にSEOに好影響が出るとは限らないので)。

しかし、いつまでも躊躇しているわけにもいかないので思い切りました。具体的には、WordPressテーマを、それまでの「賢威5」から「賢威6.1」へバージョンアップしたのです。

このバージョンアップの最大のポイントはレスポンシブWebデザインの導入。レスポンシブWebデザインによれば、同じデータファイルによってパソコン、スマホそれぞれに最適な画面表示をおこなうことができます。たとえば、このブログもスマホとパソコンでは表示のされ方が異なりますが、それをWordPressブログでも行えるようにしたのです。

同じ賢威テンプレートであっても中身は全く別物となるバージョンアップだったため、悪影響が生じることを心配していましたが、今のところ全く問題ないようです。アクセス数が落ちることも無いですし、ページレイアウトも大丈夫な感じです。

スマホによるアクセスの比率

さて、ブログのスマホ対応は完了したとして、実際のアクセスはどうなっているのでしょうか?

Google Analyticsの「ユーザー」ー「モバイル」ー「サマリー」で「デバイスカテゴリ」をみることができます。デバイスカテゴリは、desktop、mobile、tabletの3つに分かれており、当事務所総合サイトの最近1ヶ月のデータは次のとおりです。

・合計訪問数:29,421
・デスクトップ:22,277(75.7%)
・モバイル:6,162(20.9%)
タブレット:982(3.3%)

結果は、モバイルとタブレットを合計しても25%に達しません。最近はスマホからのアクセスが半分くらいを占めるサイトも多いといわれているのからすると随分と少なく感じます。

これは、サーチエンジン経由による流入の大部分が、相続手続きや遺言に関連する検索キーワードが使われているからだと予想できます。相続手続きや遺言に関する情報を調べている方は、スマホでは無くパソコンを使っている比率が高いというわけです。

その証拠に、債務整理専門サイトについては、モバイルとタブレットの合計比率は49.2%となっています(直近1ヶ月の訪問数6,771)。インターネットを利用するのに、パソコンとスマホのどちらを使うのか、これほど明確な結果が出るのは非常に興味深いことです。

 結果、少なくとも相続手続きなどがメインの当事務所総合サイトでは、スマホ対応をそれほど急ぐ必要は無かったとの結論になってしまいました。しかし、スマホの比率が今後も高まっていくことは間違いないのであり、早めの対応を果たせたのは非常に良かったと考えています。

本当は、「ブログのスマホ対応でAdSense収入が大幅にアップ」というタイトルで記事を書くつもりだったのですが、本題に辿り着くことができませんでした。この話はあらためて書こうと思います。