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301リダイレクトにより日本語ドメイン名へサイトを移転しました



今回の記事は、これまで運用していたウェブサイトを、新たに取得した日本語ドメインに丸ごと移転させたお話しです。すっかり自分のための備忘録と化しているこのブログですが、ご自身でウェブサイトの管理を行っている方など興味があればどうぞ。

相続放棄の相談室の現状(検索順位、訪問数)

高島司法書士事務所では「相続放棄の相談室」との名称による、相続放棄手続きに特化したウェブサイトを開設しています。相続放棄は司法書士へのご依頼が多い家庭裁判所裁判所手続きの1つなので、とくに専門サイトを作成しているのです。

 このサイトへの「相続放棄」のキーワードによるGoogle検索順位は30位と低迷していますが、複合ワードでは上位表示されているものも多くあります。そのため、Googleアナリティクスによれば11月10日から12月9日までの訪問数は4,791と、それなりのアクセス数を集めているサイトです。

ただ、おそらくこのサイトをご覧になってのお問い合わせは、ほとんど無いに等しいだろうと予想しています。表示しているフリーダイヤルは総合サイトと共通なため実際のところは不明ですが、メールフォームからのお問い合わせは皆無ですので。

 そこで、中途半端な状態で放置していても仕方ないと考え、これまで使用していたドメイン名「souzoku-houki.org」から、新たに取得したドメイン名「相続放棄.jp.net」に引っ越しをすることにしました。

ドメイン引っ越しの方法

今回のドメイン移転は、ウェブサイト全体をそのまま移転させました。ディレクトリの構造もそのまま移転しています。つまり、下記のようにドメイン名だけ変わって、それ以降のURLには変更がありません。

・旧ドメイン http://souzoku-houki.org/about/index.html

・新ドメイン http://相続放棄.jp.net/about/index.html

ご自身でレンタルサーバーを使ってサイトを運営しているのであれば、上記のようなドメイン移転は「301リダイレクト」により簡単に行えます。具体的な方法は下記のサイトなどを参考にしました。

301リダイレクトの設定方法 | 海外SEO情報ブログ

.htaccessの書き方

301リダイレクトによりドメインを移転させるためには、旧ドメインのサーバーに「.htaccess」を置くことで、Googleなどのサーチエンジンに移転先を知らせます。今回のドメイン移転では、新旧ドメインのディレクトリ構造が同じなので、.htaccessファイルに記載したのは下記の3行のみで済みます。

Options +FollowSymLinks
RewriteEngine on
RewriteRule (.*) http://相続放棄.jp.net/$1 [R=301,L] 

 なお、移転先のURLはPunycode(ピュニコード)で書きますから、実際には「相続放棄.jp.net/」ではなく、「xn--4bv71fvxqcog.jp.net/」となります。また、URLに続けて「$1」の文字を入れておかないと、移転元ドメインのどのページからでも、移転先ドメインのトップページに転送されてしまうようなので要注意です。

「相続放棄の相談室」の今後

301リダイレクトによるドメインの移転では、訪問者が移転先のドメインに転送されるだけでなく、旧ドメインが得ていた評価(ページランク、被リンク)なども概ね新ドメインに引き継がれるようです。したがって、これまでどおりのアクセス数は、今後も得られるはずです。

それに加え、最近は放置していたこのサイトを、ドメイン移転を機にリニューアルに励んでいこうと考えています。コンテンツの充実と、日本語ドメイン名のSEO効果により、相続放棄のキーワードによる検索順位10位以内をまずは目指します。