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SEOではキーワード、目標順位の決定が重要です



このブログに限らず、ブログやウェブサイトを更新する時間がなかなか取れずにいます。本業が忙しいときは仕方ないとはいえ、ネットによる集客が生命線の高島司法書士事務所としては、司法書士業務に注ぐ力を割いてでもブログ更新をせねばならないのですが。

さて、今回のテーマは「SEOではキーワード、目標順位の決定が重要です」としました。いきなり話が逸れますが、最近は自分のパソコンだけにパーソナライズされない、正確な検索順位を知るのが難しくなっているように思います。

上位表示されているのは「自分のパソコンだけ」では意味がないのですが、環境に左右されない検索順位を知るのが困難になりつつあるということです。とりあえず現状では、Google Choromeならば、設定から「シークレットウィンドウを開く」を選択し、パーソナルモードの状態で検索をするのが良さそうです。

Google検索順位が12位へ

まずは現状報告ですが、日本語ドメイン名によるウェブサイト「相続放棄.jp.net」が順調に上昇してきました。現在、「相続放棄」の1語による検索順位が12位となり、1ページ目入りが目前の状況となっています。これまで結構なペースで上がっているので、10位以内は簡単にクリアしちゃいそうな予感です(それを維持するのが難しいのですが・・・)。

相続放棄.jp.netより上に位置するサイトを見てみると、1位がWikipedia、2位が裁判所のサイトときて、司法書士事務所が3位、11位、弁護士(法律事務所)によるのが7位にあります。後は、「教えて!goo」が8位、「発言小町」が9位の他には、行政書士や作成者不明のサイトなど。

一般に検索結果3位くらいまでに表示されたサイトをクリックされる比率が非常に高いといわれています。しかし、相続放棄のキーワードについては、「専門家に相続放棄の相談をしたい」方にとっては、司法書士、弁護士のサイトに辿り着かなければ意味がありませんから、それらのサイトの中で上位表示されれば良いと考えられます。

つまり、相続放棄のキーワードについては、1位でなくとも、5,6位に到達すれば十分であろうと予想されます。その位置まで行けば、司法書士や弁護士によるサイトでは2,3位にいることになります。しかも、3位のサイトは大阪の司法書士事務所、7位は名古屋の法律事務所ですから、1ページ目には東京都を含む関東地方の司法書士、弁護士のサイトは存在しないわけです。

よって、1ページ目に入れば、東京圏司法書士、弁護士によるサイトでは1位になるわけですから、それでも十分だと考えられます。

SEOを考えるときは、目標となる検索順位を事前に決めましょう

ようやく本題。SEOを考えるときは、検索順位で何位を目指すのか、そして、その順位に到達することが可能なのかを事前に検討すべきです。上がるかどうか分からないけど、とりあえず頑張ってみようというのでは、狙った効果を得るのは難しいでしょう。

また、当然のことですがキーワードの選定も非常に重要です。この点、相続放棄については、そのものズバリのキーワードでSEOを施せば良いと考えられるので楽です。

しかし、たとえば相続登記のサイトの場合には、キーワード選定の難易度が上がります。「相続による不動産の所有権移転登記を司法書士に依頼したい人」が「相続登記」というキーワードを使うとは限らないからです。

電話による問合せの場合には、「名義変更をしたい」とだけ言われる方が多いです。「不動産」でも「相続」でも「登記」でも無く、名義変更です。それでは、名義変更で上位表示されるようにSEOをすれば良いのでしょうか?

その効果は実際に上位表示されなければ分かりませんが、名義変更で1位になったら相続登記の依頼が増えるかといえば、私は否定的に考えます。全く意味がないとは思いませんが、期待したような結果が得られる可能性は低いだろうと。

「頑張って登ってみたら違う山だった」なんていうことにならないよう、どのキーワードでSEOをおこなうのか、そして、目標順位はどのあたりなのか、事前によく検討をするべきです。何でも1位を目指すなんてのは無理ですし、意味がありません。

そうはいいつつ、いくら事前に検討を重ねてもそれは予想に過ぎません。実際に上位表示されなければ効果が分からないのがSEOの難しさであり、また、競合サイトとの差を付けられるポイントなのでもあり。