別亭神田新八で、燗酒と日本ワイン三昧
ちょっと豪華な外飲み、別亭神田新八に行ってきました。居酒屋の名店、神田新八が京橋に出したお店です。新八の他の店には行っていますが、こちらの別亭は初訪問でした。
東京駅八重洲南口から徒歩で向かいました。街にはキレイなイルミネーションもありますし、気軽に歩いて行ける距離です。
別亭神田新八は、京橋の東京スクエアガーデン内にあります。ふだん居酒屋に行くのとは全然違った華やかな気分。
東京スクエアガーデン地下1階の別亭神田新八に到着。
高級店ですが、入口は入りやすい雰囲気です。
2人なのでカウンターを予約。カウンター内にいるイケメン店員さんと妻が知り合いなので、料理とお酒のマリアージュなど相談しつつ楽しみました。若いけど確かな知識があり、安心してお酒選びをまかせられます。
手前にあるのが常温で保管してあるお酒。埼玉県蓮田市にある神亀酒造のお酒がずらっと並ぶ隣には、NHKのドラマ「マッサン」で話題沸騰中の竹鶴酒造のお酒もあります。
余談ですが、現在は日本酒の竹鶴もバカ売れでなかなか手に入らないそう。我が家には10年以上前の竹鶴をストックしてあるので、ヤフオクにに出したら超高額で売れるんじゃないかなんて話をしつつ・・・。
さて、お通し。カボチャのスープ。タコの煮たの。右にあるのはお酒。
クエの刺身。歯ごたえがあり、旨みも濃厚。真ん中にあるのは胃袋。ポン酢で食べるとこちらも旨い。
馬刺しは、赤身のロースを。脂気がないんだけど味わいは深い。もちろんお酒が進みます。
ごま河豚の唐揚げ。これはもう日本酒が止まらない。
シャモロック焼き。1枚の肉が出て来るのかと思ったら、いろんな部位があって楽しい。もう同じことばかりしか書けませんが、お酒に合う。お酒が進む。
ここまで、どの料理も味付けはシンプルなのですが、素材が良いから、味わいが濃い。それをお酒と合わせることによって、相乗効果でおいしさが際立つわけです。
このとき飲んでいたのは日本ワイン。「 アズッカ エ アズッコ 2012 イノチェンテ ビアンコ 」です。こちらのワインはまだ生産量が少なく、なかなか手に入らないそう。
使われているブドウは、シャルドネ、マルヴァジーア、トレッビアーノ。開栓したては香りが閉じていて、どこの国のワインだかも分からない印象。薄っぺらくはなく、オイリーさのある濃厚な味わい。
それが、時間を経るにつれて華やかな香りも顔を出してきました。なかなか素敵なワインです。また飲んでみたい。
その後は、軽めにつまみながら。十勝産のブルーチーズと、神亀凡愚。やさしいブルーチーズの味わい、そして、神亀凡愚もアルコール度数抑えめのやさしい味わいで、相性抜群。これほんと素晴らしかったです。オススメ。
普段は魚卵は控えるようにしているのですが、こういうときくらいは。明太子の炙り。
最後はクリームチーズ粕漬に、天遊琳。これももう間違いない。こちらのは神亀酒造の酒粕使っているので、神亀を合わせるのが普通ですが、あえて外してみました。そんな遊びができるのも、大人の居酒屋だから。
大満足の一夜でした。居酒屋としては相当高級なお店ですが、その価値はきっとあります。 私もまた近いうちに行きたい。